個人でできる!SDGs取り組み~家庭でできること~
一人一人の意識が行動に繋がることが大切とされている「SDGs」。
会社では業務の一環として取り組んでいるけど、個人では何もしていないという方もいるのではないでしょうか?
電通 Team SDGsの調査によると、「SDGsの考えに関係があるようなことを個人的に実践しているものは1つもない」と回答している方は、39.7%になっており、「SDGsについての取り組みを『ご家庭で行うとき』に障害になりそうなこととして、あなたの考えに近いものをすべてお知らせください。」という質問に対して、「具体的に何をすればいいのかわかりにくいものが多い」と回答したのはおよそ36.5%いるという結果になりました。
今回は、何をしたらいいのわからないという方向けに、家庭でできるSDGsの取り組みをご紹介します。
目次
- 栄養バランスを整えて食べ残しをしない
- 家事の分担を夫婦平等にする
- 「洗濯マグちゃん」で洗濯をする
- 認証マーク入りの商品を購入する
栄養バランスが整った食事をする
ゴール2に設定されている「飢餓をゼロに」。この目標に対してイメージされるものは発展途上国などに多くある「飢餓」「栄養失調」というものが多いのではないでしょうか?
しかし、日本のような先進国でも栄養不足の問題は残っています。
日本に残っている栄養不足の問題としては、食べ物は豊富に出回っているのに、健康を維持できていない「栄養の偏り」です。
厚生労働省の「国民の健康・栄養調査結果」(平成30年)によると、栄養バランスの取れた食事をしている者の割合は4割超ですが、年代別にみると男女ともに若い世代ほどその割合が低い傾向にあるという結果が出ています。
栄養バランスが偏ってしまうと、高血圧などの生活習慣病や、骨粗鬆症の予防に繋がるだけでなく、将来低出生体重児の増加に繋がります。低出生体重児とは生まれた時の体重が2500g未満の新生児のことで、出生後にも医療ケアが必要となる場合も多く、発育・発達の遅延や障害、成人後も含めた健康に係るリスクが大きいことが指摘されています。
自分自身の健康だけでなく、将来生まれる子どものためにも一汁三菜を意識した「バランスの良い食事」をすることで、SDGs的な活動となります。
家事の分担を夫婦平等にする
ゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」。
実はこのゴールについて日本では2017年から「主要な課題が残っている」という状況から抜け出せていない状況となっています。
内閣府による「夫婦の家事・育児の分担割合」では、「夫婦とも正規従業員」で「夫1割、妻9割」と回答された男性は24.7%、「夫婦とも正規従業員」で「夫1割、妻9割」と回答された女性は25.0%と、共働きの中で最も多い結果となりました。
同じ共働きでも家事の分担に差異が出ているようなので、パートナーがいて相手に任せることが多い方は平等になるように家事を分担するだけでもSDGs的な取り組みになるといえるでしょう。
「洗濯マグちゃん」で洗濯する
洗濯マグちゃんとは、株式会社宮本製作所が販売している繰り返し使える洗濯補助用品です。
高純度99.95%のマグネシウムが水と触れることで水素を発生し、アルカリイオン水に変化します。
そのため、洗剤なしで皮脂汚れをスッキリ落としてくれるという代物です。
使い方は普段の洗濯物と一緒に洗濯機に入れるだけなので、とても手軽にできます。 家庭で洗濯をするだけでSDGsへの取り組みができているということになります。
また、株式会社宮本製作所様のホームページを見てみるとSDGsに関する独立ページがあり、宮本製作所様が17の目標の中で、どの目標について活動されているのかが確認できます。
▼株式会社宮本製作所
https://www.miyamotoss.co.jp/sdgs.html
▼商品ホームページ
https://magchan.com/
認証マーク入りの商品を購入する
認証マークとは、商品のサービスの品質、性能、安全性等を証明し、他のサービスと差別化するために使用されるものです。
ここではSDGsに関連する認証マークをご紹介させていただきます。
■レインフォレスト・アライアンス認証
https://www.rainforest-alliance.org/lang/ja/about/rainforest-alliance-certified-seal
■MSC認証
■ASC認証
http://sseafood.net/blog-entry-8.html
■FSC認証®
https://jp.fsc.org/jp-jp/2-new/2-1
普段のお買い物からSDGsを意識してみてもいいかもしれませんね。
今回は家庭でできるSDGsをご紹介しました。
SDGs達成のためには小さなことでも一人一人の意識を変えることが大切です。
SDGsの内容を理解、共感するだけではなく、実際に行動に移しましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
「SDGs Action」では、日本の、そして世界の未来のために活動している人を社会全体で支援することを目指しています。
普段の仕事の中に社会的な意義を加え、働く日々に熱を与えませんか?