なんとなくでつけていませんか?SDGsバッジをつける本当の目的

公開日:2021/2/16
更新日:2022/10/4

みなさま「SDGsバッジ」はご存知でしょうか?

上記のような、丸くカラフルなバッジで、ビジネスマンや政治家の襟元などについているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか?

SDGsバッジはカラフルでとても目につきやすく、バッジからSDGsに興味を持つ人も少なくないです。

SDGsを推進している弊社には「その襟元についているバッジは何?」「SDGsバッジはどこで買えるの?」「何を意味しているの?」など、よく質問をいただきます。

そこで、今回はこのコラムを読んでいただいている皆様にわかりやすく、下記項目についてご説明します。

目次

  1. SDGsバッジの色は何を表しているのか?
  2. SDGsバッジをつける意味とは?
  3. SDGsバッジをつけるメリット
  4. SDGsバッジの購入方法と正規品と非正規品を見分ける方法

SDGsバッジの色は何を意味しているのか?

SDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)には17のゴールがあります。
このゴールについては皆さまご存知だと思います。

17のゴールについてはこちら>>

17のゴールごとにそれぞれ色が分かれており、SDGsバッジの色はそれぞれのゴールの色を表しています。
例えば、海に関する【⑭海の豊かさを守ろう】であれば青色です。

最近では会社単位で従業員に配布し、SDGsへの最初の取り組みとしている企業もあります。

SDGsバッジをつける意味とは?

では、バッジをつけることにどのような意味があるのでしょうか?

SDGsへの取り組みを社内外にアピールするのも、SDGs活動の一部です。
そのアピールの第一歩がSDGsバッジの着用です。

バッジをつけるだけではなく、企業としてビジネスを通してSDGsに貢献しているのであれば、SDGsバッジを着用し、その活動を世界に発信できます。

ステークホルダーから評価を得るためだけが、目的ではありませんが、ステークホルダーからの評価を得られれば、社会的信用を持っていただく事も可能かもしれません。

他に、バッジをつける意味としては、以下の点がよく挙げられます。

▼バッジをつける意味
・SDGsに対する意識向上
・SDGsの話題をお客様や商談相手へ切り出しやすい

まとめると、SDGsバッジは、自他ともにSDGsの発信をするための目印なのです。

SDGsバッジをつけるメリット

SDGsバッジをつける1番のメリットはやはり「会社全体で、世界共通目標であるSDGsに取り組んでいることを、取引先のお客様や社外にアピールできる」という点です。

「SDGsバッジをつけること」

これは、SDGsに取り組む最初のアクションとしては、とても手軽に取り組めるのではないでしょうか。

また、一社員の目線から見ると、自分の所属している会社や業界がSDGsに積極的に取り組んでいると、組織の一員として貢献意識が生まれます。

些細な行動一つでも、SDGsを意識して行動すると、企業という組織において好循環を生みます。

例えば、
・ペーパーレス
・水、電気の節約
・ゴミの分別、、、、などなど

SDGsという目線で見ると、環境保全の活動ですが、企業という組織単位でみると経費の削減になります。

社会を守ることと会社を守ることが同時に行われているというわけです。

SDGsバッジの購入方法と正規品と非正規品を見分ける方法

SDGsバッジは誰でもつけることができます。
この項目ではバッジの購入サイトと正規品、非正規品の見分け方をご紹介します。

SDGs バッジには正規品と非正規品が存在しますが、正直、正規品かどうかを見た目で判断するのは難しいです。
正規品か判断するためには、以下の2項目がポイントです。

◆正規品判断基準
・国連本部や国連のWEBサイトでの購入
・国連のガイドラインに則り、使用許諾を得て作成されたバッジ

SDGsが採択された国連関連機関が、SDGsバッジを販売しています。
このサイトは英語表記で、そのまま購入手続きを続けなければならないので、英語が苦手な方はご注意ください。

▼国連本部
https://shop.un.org/united-nations-bookshop

▼国連開発本部
https://shop.undp.org/collections/products/products/sdg-lapel-pins

国連が販売するバッジは正規品ですが、日本の事務所では販売しておりません。

日本の製造会社が正規品だと販売できるのは、販売ページにロゴガイドラインの遵守、国連許諾済みの表記がある場合のみですSDGsロゴを使用するには国連が策定しているガイドラインを守らなければならないです。

そのガイドラインにはロゴ使用禁止例なども記されています。

ガイドラインについては是非こちらからご確認ください。

日本にもSDGsバッジを販売している製造会社があり、サイズやデザインなど細かなところまでオーダーメイドできます。
バッジだけではなくネクタイピンなども販売しています。

▼三藤株式会社
https://sunfuji.com/sdgs/

▼有限会社ローカルプランニング
https://www.local-plan.co.jp/sdgs/

もっとおしゃれなSDGsバッジが欲しい!という方はjoinsdgs事務局で販売されているSDGsバッジがおすすめです。
また、制作に至った経緯や詳細は下記のURLで確認することができます。

▼joinsdgs事務局によるクラウドファンディング
https://joinsdgs.com/

日本国内で販売されているSDGsバッジの平均価格は約1,160円です。
企業単位で発注する場合は、ご紹介した製造会社で見積もりを取るのが良いでしょう。

いかがでしたか?

このコラムを機会にSDGsバッジをつける意味を理解し、その後の行動につなげていきましょう。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

「SDGs Action」では、日本の、そして世界の未来のために活動している人を社会全体で支援することを目指しています。
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