個人でできる!SDGs取り組み~シェアリングエコノミーサービス~
近年、日本でも拡大しているシェアリングエコノミーサービス。
メルカリ、Uber EATS などが代表的なものとなり、使ったことがあるという人もいるのではないでしょうか。
シェアリングエコノミーとは、個人がもつモノや場所、スキルなどの資産をインターネットを介して共有・交換して利用する社会的な仕組みのことをいい、無駄やもったいないを効率的に解消するとして注目されています。
さまざまなジャンルのサービスが存在するため取引される資産によって、5つの領域に分類されています。
- モノ(Goods)
- 移動(Mobility)
- 空間(Space)
- お金(Money)
- スキル(Skill)
今回はそんなシェアリングエコノミーサービスから、「もったいない」を解消するサービスをいくつかご紹介したいと思います。
【目次】
- フリマアプリで「モノ」をシェア
- 身近なもったいないをやめる「アイカサ」
- 食品ロス削減「TABETE」
フリマアプリで「モノ」をシェア
「メルカリ」などフリマアプリは、モノをシェアするシェアリングエコノミーサービスです。
売りたい人が服や本などのモノを出品し、買いたい人が現れたら取引が行われます。個人では価値がなくなったものが、他の必要とする誰かのもとに届くことによって新しい価値が生まれ、資源を循環させることができます。
【フリマアプリ例】
身近なもったいないをやめる「アイカサ」
つい雨が降ると買ってしまうビニール傘。
ビニール傘の1年間の消費量は、推計8000万本とも言われており、その多くが廃棄され、処理しきれなくなっています。
この安易な使い捨てをやめるために役立つのが、傘のシェアリングサービス「アイカサ」です。
専用アプリでレンタルスポットを探して簡単に借りることができます。
利用料も1本あたり70円(24時間)、使い放題プランでも280円/月と安価で利用できます。
食品ロス削減「TABETE」
食品ロス削減解決策として期待を集める、フードシェアリングサービス。
日本における食品ロスの約半分は家庭からによるものです。
「TABETE」は、食品ロス(まだ安全に食べられるのに、捨てられてしまう食べもの)となりそうな商品をお得に「レスキュー(購入)」できるサービスです。
フードシェアリングサービスを積極的に使うことは、何もしなければ廃棄されてしまう商品をレスキューし、食品ロス削減に貢献できます。
今回は、「もったいない」に注目したシェアリングエコノミーサービスについてご紹介しました。
モノの「所有」から「使用」へと世の中が移り変わるなか、身近な「もったいない」を考えてみることから始めてみませんか?
ここまでお読みいただきありがとうございます。
「SDGs Action」では、日本の、そして世界の未来のために活動している人を社会全体で支援することを目指しています。
普段の仕事の中に社会的な意義を加え、働く日々に熱を与えませんか?