概要

ジャパンハートは「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に、国内外で無償の医療サービスを提供する認定NPO法人です。アジアの開発途上国で子どもの無償治療などを年間約3万件実施しているほか、日本国内でも、災害被災地の支援、離島などへの医療者派遣、小児がんのお子さんとご家族の外出サポートなど、多岐にわたる活動を行っています。

医療の届かないところに医療を届ける。

by 特定非営利活動法人 ジャパンハート

  • 100,000 

    目標金額
  • 2,000 

    支援総額
  • 151

    残り日数
調達率 :
2.00%
最低額は 円 最高額は 円 Put a valid number

ストーリー

Vision

すべての人が、生まれてきて良かったと思える世界を実現する。
Build a world where everyone can be grateful for the gift of life.

Mission

医療の届かないところに医療を届ける。
To deliver healthcare to medically-isolated areas

私たちは、出会えた一人ひとりの輝く人生のために、治療を超えた医療の可能性を追求し続けます。
世界には、医療が届きにくいところが4つあります。
1つは、貧困や医師不足にあえぐ海外
1つは、日本国内の離島やへき地
1つは、病気と闘う子どもたちのこころ
1つは、大規模災害を受けた被災地
この4つの場所に医療を届けること。それがジャパンハートの仕事です。

 

プロジェクトの詳細

■海外事業
ジャパンハートの海外での医療活動は、ミャンマー、カンボジア、ラオスの東南アジア3か国を拠点に行っており、カンボジアには自前の病院「ジャパンハートこども医療センター」があります。2023年度はこの3か国で合計40,458件の治療を実施。2024年4月で団体設立から20年を迎え、これまでの合計治療件数は35万件以上に上ります。(2024年9月現在)

●ミャンマー
2004年の団体創立当初から、中部ザガイン管区のワッチェ慈善病院に拠点を置き活動しています。同国では口唇口蓋裂(唇や上顎などがが裂けた状態で産まれてくる新生児の病態)の手術を数多く行ってきましたが、小児心臓病や小児がんをはじめとする小児外科分野にも力を入れており、2021年のクーデター発生後も止まることなく活動しています。

●カンボジア
2016年に「ジャパンハートこども医療センター」を開院し、子どもから大人までの一般外来診療のほか、産科の診療も行っています。また、2018年からは小児がんの治療に注力しており、途上国では20%ほどと言われている小児がんの生存率をこの病院では50%以上にまで引き上げることができています。

●ラオス
ラオスは内陸国という特性上、ヨード不足による甲状腺疾患をもつ患者が多くいます。ヨードは海藻類に多く含まれていますが、海から離れている同国では摂取が難しく、疾患を抱えたまま数十年過ごす人も少なくありません。ジャパンハートは2016年から、現地の病院と協力しながら甲状腺疾患の治療と現地医療者への技術移転を行っています。

 

■国内事業
東南アジア3か国で無償の治療や手術活動を提供しているジャパンハートですが、有事の際の緊急救援や小児がんのお子さんの外出支援など、日本国内でも様々な活動を行っています。

●災害対策・支援
ジャパンハートでは、有事の際の医療チーム派遣も行っています。これまで、東日本大震災や令和2年7月豪雨、新型コロナウイルス感染症に対する緊急救援活動などを行ってきましたが、2024年1月に発生した能登半島地震においても発災翌日から支援活動を実施しました。現地避難所などでの看護師常駐支援は2024年4月末をもって終了していますが、同年6月からは毎月2日間ずつ「おしゃべり喫茶」を開催し、医療チームによる健康観察を行っています。こうした活動は、被災前のコミュニティの離散による高齢の方々の孤立を防ぐことや、メンタルケアにもつながっています。(2025年3月現在)

●地域医療支援/RIKAjpb
RIKAjob(リカジョブ)は、医療者不足が深刻な国内の離島・へき地へ看護師・助産師を派遣し、日本の地域医療の課題に取り組むプロジェクトです。RIKAjobのWebサイトを通して看護師を募集し、各病院につなげることによって地域医療を支えることに貢献しています。2023年度は、医療施設において問題の発生しやすい労働環境と人材不足、双方の課題解決に向けたプロジェクトに注力し、離職率の高い看護士が長く働きたくなるような職場環境の改善、病院自ら医療者を集められる仕組みの構築をミッションとして、現地の病院と毎月ミーティングを実施しました。

●スマイルスマイルプロジェクト
スマイルスマイルプロジェクでは、小児がんと向き合う子どもたちとそのご家族が大切な時間を過ごせるよう、ジャパンハートの医療者が付き添い旅行のサポートをしています。日本では毎年約2,500人の子どもが発症する小児がんですが、その治療は日々進歩しており、現在では約8割の子どもが治る病気となりました。しかし、副作用や長期に及ぶ入院生活、再発の不安など、闘病する子どもやその家族にとっての身体的・精神的・経済的な負担は計り知れません。「治療が終わったら家族で旅行に出かけたい」、「もう一度、思い出の場所に連れていきたい」。スマイルスマイルプロジェクトは、そんなご家族の思い出を作るお手伝いをしています。

 

■新病院「ジャパンハートアジア小児医療センター」開設プロジェクト
国内外で、とりわけ“小児がん”に焦点をあてて活動する私たちですが、日本のような先進国とカンボジアのような開発途上国では、小児がん患者の生存率において非常に大きな格差があるのが現状です。先進国では約8割の子どもたちが助かるといわれている一方、開発途上国の子どもたちは約2割しか助からず、多くの子どもたちが命を落としています。このような生存率格差、いわゆる「サバイバルギャップ」を限りなくゼロにするために、私たちはカンボジアに新たにもうひとつ病院を開設することにしました。それが、「ジャパンハートアジア小児医療センター」です。
この新病院は、一人でも多くの多くの子どもたちを受け入れ治療を届けるとともに、将来的には隣接するカンボジア以外の国からも患者を受け入れ、アジアの小児医療の中核を担う病院となることを目指しています。また、現在同国で運営している「ジャパンハートこども医療センター」と同様に現地医療者の育成にも注力することで、自国の医療者が自国の患者を助けられるような持続可能な医療体制を構築していくほか、日本の若手医療者が経験を積む場として積極的に医療者を受け入れ、日本の高度な医療水準の維持とレベルアップに寄与していきたいと考えています。
新病院は、2025年10月の開院に向け順調に準備が進んでいます。
生まれた国が違うだけで助からない命を救うために、ぜひ皆様のお力をお貸しいただけますと幸いです。
【新病院開設プロジェクト特設サイト】https://japanheart-hospital.org/

※皆様からいただいたご支援は、上記のようなジャパンハートの活動全体に大切に使わせていただきます。

 

メッセージ

ジャパンハートへのご支援をご検討いただき、誠にありがとうございます。
皆様のご支援で活動をしてきたジャパンハートですが、世界にはまだまだ貧困に喘ぐ子どもたちや、医療が受けられず苦しんでいる人たちが多くいるのが現状です。「目の前のひとりの生まれてきて良かったを、日本の医療から」叶えるため、私たちジャパンハートはこれからも医療活動を行ってまいります。
皆様のあたたかいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

※認定NPO法人であるジャパンハートへのご寄付は、税制優遇措置の対象となります。

特典

1,000 

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3,000 

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5,000 

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10,000 

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