個人でできる!SDGs取り組み~外食時にできること~

忙しいときやちょっと贅沢したいとき、自分では作ることができない料理を食べたいとき。
様々な理由から外食を利用しますが、外食時にも少し意識するだけでSDGsに取り組むことができます。

今回は外食時にできる取り組みをご紹介します。

目次

  1. 注文しすぎない
  2. 食べ残しは持ち帰る
  3. サステナブル・シーフードが食べられるレストラン

注文しすぎない

日本では、本来食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」が年間600万トン発生しており、このうち116万トンが外食産業による食べ残しから発生しています。

参考:農林水産省「食品ロス量(平成30年度推計値)の公表

食品ロスは大切な資源が無駄になるだけではなく、処理による環境負荷や廃棄ためのコストがかかります。
資源や環境への配慮からも食品ロスを減らすことが必要なのです。

家庭では食べ残した食材を保存することができますが、外食では難しいためそもそも注文しすぎないことが必要となります。
食べ切れる量を注文するように心がけましょう。

【食べ切るために心がけること】

  • 量を確認する
  • 食べ切ることが難しい場合は、量を少なくしてほしいと伝える
  • 苦手な食材がある場合は、対象の食材を抜いてほしいを伝える

食べ残しは持ち帰る

食べ残したものを持ち帰る「ドギーバッグ」。
欧米では当たり前の習慣となっていますが、日本では衛生管理上の問題などから一部の飲食店で利用できる程度でした。
ですが、深刻化する食品ロスへの削減対策として「自己責任」であれば持ち帰ることができる店が増えています。

環境省では、食べ残しを持ち帰る行動を 「mottECO(もってこ)」と呼ぶとし、飲食店への普及に取り組んでいます。

あくまで自己責任とはなりますが、食べ切れなかった場合はお店と相談して持ち帰るようにしましょう。

サステナブル・シーフードが食べられるレストラン

「サステナブル・シーフード」とは、サステナブル(持続可能)な漁業によって得られた水産物のことです。

人口の増加や健康嗜好などからくる魚の需要拡大は、適正水準を超える過剰な漁獲を招き、資源不足が問題視されています。
資源不足は、自然が元来持っている再生力も奪ってしまい、このままでは将来海から魚がいなくなり、食べられなくなるかもしれません。

そのため、環境や社会に配慮して作られた「サステナブル・シーフード」が注目されています。

参考:「個人でできる!SDGs取り組み~サステナブル・シーフード~

国内でもサステナブル・シーフードを提供しているレストランがあるので、選択肢の一つに入れてみましょう。

参考:「サステナブル・シーフードが食べられるレストラン」

ここまでお読みいただきありがとうございます。

「SDGs Action」では、日本の、そして世界の未来のために活動している人を社会全体で支援することを目指しています。
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